算数嫌いから脱却!好きになれる3つの家庭での学習実践方法!

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塾で教えていると、(当たり前ですが)算数嫌いの子を多く受け持ちます。彼らが生まれながらにして算数嫌いかというと、それはありえません。今までの生活の中のどこかの段階で数字に対して苦手意識を持ち、それが続くことで算数、数学嫌いを生んでしまいます。では、算数嫌いを克服するためにはどのようなことを実践していけばよいか示していきます。

  1.算数嫌いの原因とは

 1-1.計算がやりたくないから算数が嫌い   

6年生になってくると学校でも「四則演算」が出てきますし、進学塾では4年生から複雑な計算に触れる機会が増えてきます。ここで計算ミスを繰り返してしまうことが、計算嫌いの入口になってしまいがちです。

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ただ、この「四則演算」の練習を繰り返せば計算力が付くか、というとそうでもありません。

その手前の段階の基本的な+-×÷の計算力がまだ出来上がっていないために、計算ミスを引き起こしてしまうのです。

計算は日々の積み重ねが大切ですので、簡単な計算ドリルや身の回りにあるものを使って計算に触れ、慣れさせていくことが大切です。   

 1-2.`わかった気‘になってしまう

塾や学校の先生の解説を聞いてしまうと、「たったそれだけだったのか!」「あっ、これなら解ける!」という理解した‘気‘になりがちです。理解できた(と思っている)ものに対しての復習は必然的に甘くなりますので、そこから傷口が広がっていきます。   

復習する際に求められるのは   

①習ったことを再現する力

②その知識を活用する力  

の2点です。

解き方の丸暗記にならないようにすることが大切です。

 1-3.難しいものはやりたくない

入試問題を解くようになると、今まで勉強してきた内容と違う(ようにみえる)問題だらけです。そのようなものに直面すると思考がストップしてしまい、それが続くとやりたくなくなってしまいます。また、模試、過去問など点数が出るものに対して「ミスが怖い」という心理も働き、さらに自由な発想が失われがちです。   

 2.算数好きになるお家での実践

 2-1.身近なもので計算練習させることで算数が好きになる

机に向かって計算ドリルを解くだけが計算練習なのではなく、日常生活の中で数字に触れる機会を増やすこともまた計算練習になります。

例えば、子供を買い物に連れて行ったときに、遊び感覚で練習させてみるといいでしょう。ドリルと違い、勉強している感じが全くない中で練習が可能です。  

次のような、質問をしてみるといいでしょう。いきなり、難しい質問をするのではなく、段階的にレベルを上げていくとより良いです。

ステップ①和差の練習

「お惣菜が300円で、サラダが150円で買えたよ。全部でいくらになるかな?」

ステップ②和差の応用

「遠足用のおやつ300円分を自分で探してきて!」

ステップ③積商の練習

「あそこに1個40円のジャガイモがあるからそれを3個買ったらいくらになる?」

ステップ④割合の練習

「今、お買い物をすると買った金額の20%が返ってくるんだって。じゃあ2000円分買ったらどのぐらい戻ってくるかな?」

ステップ⑤単位量当たりの練習

「200g500円の牛肉と300g600円の牛肉、どっちを買ったらいいと思う?」

と、いうように様々な計算練習が可能です。さらに、「いくら?」を「いくらぐらい?」という質問に変えることで、概算(だいたいこのくらい)の練習も可能です。

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 2-2.習ったことを子供に説明をさせてみることで算数が好きになる   

塾や学校の先生から習ってきたことをそれぞれの問題で聞いてみてあげてください。その際に親が注意しなければならない点は次の通りです。

① 過程がおかしくても、子供の説明を最後まで聞く。

② 間違っていても決して怒らない。   

③ 正しく説明できていたらほめる。

という3点です。また、大人と違って、正しく筋道立てて説明することは子供には中々できないことですので、そこは大人がフォローしてあげてください。

説明することが、難しいと感じた場合には、

① ノートや解答を見ながら一緒に考える

② 塾や学校の先生に質問に行かせる

などの策を講じることが良いです。

子供の話を良く聞く!!

 2-3.親も一緒に楽しむことで算数が好きになる

私の授業ではたまに「親と一緒に考える問題」というものを出します。問題自体も生徒たちには少し難しいものが主ですが、子供が挑戦している問題を一緒に考えてみることで、親、子供両方にメリットはあります。

子供→ 親でも大変なことを自分は頑張っているという自信

親 → 子供が実はここでつまづいていたんだという発見

また、親が算数嫌いだったとしても、そこはグっとこらえて子どもと一緒にチャレンジすることで、子どもが算数を好きになります。

家族で考えること!!

 3.算数は好きになれる

算数嫌いは周囲の環境、ちょっとした意識の持ち方でいくらでも克服することができます。子供を変えていくために、まずは我々大人が算数との向き合い方を変えてみるといいでしょう。

 

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