叱り方1つで子どもが成長する!家庭での正しい叱り方とは?

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部屋の片付け・テストの点数・習い事の上達度など、子育てでは様々な場面で子どもに怒りたくなってしまうことがあります。でも、ただできなかったことを責めるだけでは子どもは成長しません。子どもが十分に納得させ、そして、子ども扱いをしないことが重要です。今回は、子育てにおける正しい叱り方について話します。

子ども扱いしない

子どもを叱る際、「まだ子どもだからダメ!」とか「ダメなものはダメなの!」なんて口にした事はありませんか?それでは、子どもは、納得していません。

子どもだから説明してもわからないし…と考えて、ただ怒るだけでは脳を鍛えるチャンスを逃しているかもしれません。

子ども扱いせずに叱ることで、しつけと脳トレの一石二鳥を狙うためのポイントをまとめました。

叱られている理由を説明する

電車の中で騒ぐ子どもに注意しているパパママを見たことはありますよね。

よくありがちな叱り方として、「電車の中では静かにしなさいって言ったでしょ!」というような言葉を耳にします。

これでは、なぜ静かにしなくてはいけないのか納得できていません。だから、誰に迷惑がかかるのかを伝えられていないため、子どもは何度も同じことを繰り返してしまいます。

例えば、

「ママと話したい時に周りがうるさかったらどう思う?」

「眠いときにお外がうるさかったら嫌だよね?」

というように、周りの人の気持ちを想像させてあげることで、子どもはなぜ叱られているのかを理解することができます。

また、人の気持ちを想像することは国語力の養成にも繋がります。

 叱る時は理由もセットで国語力がアップ!

感情的にならない

子どものしたことにイライラすると、その場ですぐに怒りたくなってしまいますよね?

ですが感情的に怒ってしまうと、論理的に諭してあげることができません。納得させることが重要です。

また、怒りに任せて口を開くと、その場のことだけでなく前回・前々回に怒ったことまで蒸し返してしまうこともあります。

しっかりと子どもを諭すためには、1度に1つのことのみを叱るようにしましょう。

カチンときたら、時間を置いてどうすれば子どもに理解させられるか、どのように提案をすればいいのかを考えてから叱ることが重要です。

叱る時はパパママが冷静になってから!

子どもの気持ちを理解する

子どもを正しくしつけるためには、子どもの言い分もきちんと聞いてあげる必要があります。

大人から見てダメなことも、実は子どもなりの考えがあるかもしれません。

例えば、お皿を割ってしまったけど、実は洗い物を手伝おうとしていたんだとしたら、頭ごなしに叱る必要はないですよね。

叱る前にまず、

「どうしてこういうことをしたの?」

「本当は何がしたかったの?」

というように子どもの考えを聞くことが重要です。

子どもの意志を尊重することで、子どもの承認欲求を満たすことにも繋がります。

子どもの意見・考えを聞いてあげる!

失敗は成功の母なり

失敗した経験を次に活かせるかどうかは、社会に出てからも必要なスキルです。

「片づけをサボったら大事なものをなくした」

「宿題をやらなかったから先生に怒られた」

など、小さな失敗を経験させてあげることも、子どもの成長には必要ではないでしょうか?

そこで、正しい失敗体験を積ませるために気をつけるべきことを紹介します。

過保護になりすぎない

失敗を経験させるためには、叱る基準を下げ、タイミングを遅くする必要があります。

先手を打って様々なことを禁止している過保護な家庭では、失敗から学ぶという体験は得られません。

周りに迷惑をかけない・子どもに大きなダメージがないような失敗については、自分で気づくまでわざと叱らずにおくことも1つの手です。

失敗に気づくまでわざと叱らない!

失敗したら親子で反省会!子どもに改善案を提案

失敗体験といっても、ただ失敗するだけでは意味はありません。

なぜ失敗してしまったのか・次に同じ失敗をしないためにはどうしたらいいのかを、パパママも一緒になって話し合いましょう。

この際、失敗の原因や予防策をパパママが話してしまうことはNGです。

ヒントは与えつつ、子ども自身に考えさせることで思考力を育てることができます。

あくまでも子どもが自分で考えること!

「叱られて伸びる子」はウソ!?

数年前から褒めて伸ばす・叱って伸ばすという教育論が議論されています。

小さい頃から叱られて育った子どもは本当に優秀な子どもになるのでしょうか?

叱ってばかりの教育法のデメリットをお伝えします。

子どもが自信を持てなくなる

叱られてばかりで育った子は、パパママに認めてもらえていないという思いが強くなるだけでなく、自分自身の評価も低くなりがちです。

子どもが成長するにつれて、

「どうせ自分は努力してもダメ」

「自分にはレベルの低い環境が合っている」

なんて考えて、努力することを諦めてしまうかもしれません。

もちろん褒めすぎもよくありませんが、叱る頻度・タイミングはしっかりと見極めてあげる必要があります。

【関連記事】褒め方上手は子育て上手!子どもの褒め方のコツとは?

「叱りすぎ」は子どもの自信をなくす!

叱られ慣れてくる

毎日のように怒られていると、子どもはだんだんそのことに慣れてきてしまいます。

叱られ慣れている子は、静かに聞いているように見えて心の中では全く別のことを考えているかもしれません。

これではせっかく正しい叱り方をしても、子どもに響いていないため、意味が無くなってしまいますよね。

叱っている時に、「ママの話してること聞いてる!?」と言いたくなったら、叱りすぎのサインかも?

叱られ慣れると叱った時間が無意味になる!

叱られないために悪いことをする

親に成績などで責められてばかりいると、子どもは「叱られないためにはどうすればよいか」ということを考えるようになります。

これが正しい方向の努力に向かえばいいのですが、最悪のケースとして嘘をついたり、より悪いことしてごまかそうとしてしまうこともあります。

例えば、テストの点数で怒られないようにカンニングをしてしまうなんてことも有り得るかもしれません。

また、叱りすぎが原因で子どもが鬱になったりすることもあります。

いわゆる教育虐待に繋がる可能性ため注意が必要です。

【関連記事】 教育虐待予備軍!?子供の教育の見直しのすゝめ

叱る→悪いことをする→叱る···の悪循環が生まれるかも!

子どもを叱る=部下・後輩を叱る

ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれません。

子どもの正しい叱り方は、会社の部下や部活の後輩など、大人や自分と近い年齢の人を叱る方法と同じです。

子ども扱いせずに、自分と同じ立場の人間として扱ってあげることが、正しい叱り方への第一歩なのです。

子どもはパパママと対等な人間だという意識を持つ!