塾だけでは受験に通用しない!?家庭でできる子どもの脳を鍛える遊び

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大学入試制度改革の影響を受けて、近年中学受験でも思考力を問う問題が数多く出題されるようになりました。

小さい頃から塾に通って典型問題のパターンを身につけるだけでは、トップレベルの学校の問題には対応できなくなってきているのが現状です。

そこで今回は、中学受験の最難関校突破や、今の社会に求められている力を身につけるために、子どもにやらせておきたい遊びをジャンル別に紹介していきます。

 囲碁・将棋で「先を読む力」を!

10歳で囲碁のプロ棋士入りをした仲邑菫(なかむらすみれ)さんや、14歳でプロ入りして素晴らしい活躍をされている将棋の藤井聡太さんなど、最近囲碁・将棋の注目度は高まっています。

子ども用の囲碁教室・将棋教室も数多く存在するため、習い事として子どもに学ばせる家庭もあります。

その他のおすすめの習い事もまとめています!!

👆 令和を勝ち抜く!小学生におすすめの習い事4選!

おうちで子どもと囲碁・将棋をすることのメリット、思考力を身につけるためのポイントをまとめました。

「先を読む力」が中学受験のメリット

囲碁・将棋では、自分の一手が次にどう影響するか・相手が次に何をしようとしているかなど、常に先の状況を考えながらプレーする必要があります。

これは勉強でも同じことが言えるでしょう。

例えば、国語においては、筆者(相手)の考えを正しく読み取ること・行動や出来事によってどう心情が変化したのかを考える力が求められます。

説明文では筆者がなんのために具体的を挙げたのかを考える。物語文では登場人物の心情が変化した理由を見つける。つまり、囲碁・将棋で相手目線に立って考えることに慣れておくと、国語力がアップするのです。

算数では、応用問題になるほど1問解くために必要な式の数が増えていきます。

速さの比を調べて、逆比を利用して時間を求め、最後に速さ×時間で距離を出す。

このように、1つ1つ手順を踏みながら答えを求めることは、詰将棋をしている感覚に近いかもしれません。

囲碁や将棋で2手・3手先が読めるようになれば、基本公式(棋譜)は覚えているけど応用問題は解けない·····という壁を超える力が身につくでしょう。

相手の考え・一手先を読む力で国語と算数の成績アップ!

 考える力を身につけさせるための声掛け

囲碁・将棋を勉強に活かすなら、子どもとただ一緒に遊んでいるだけでは効果はありません。

まずは考えるクセをつけるために、子どもが指した手に対して、「本当にそこでいいの?じゃあママはこうしようかな」と声掛けしてみましょう。

子どもに「待って!」と言ってもらえたら大成功です。

これを繰り返すことで、子どもは相手の一手を想像しながら自分の手を考えるようになります。

子どもに「待った!」と言わせて思考力アップ!

 囲碁・将棋は難しいと感じるなら

囲碁や将棋が子どもにとって良いことはわかったけど、ルールが難しいしなぁ。と思っているパパ・ママには、オセロや五目並べをオススメします。

ルールがシンプルな分、パパママだけでなく子どもも次の一手を想像しやすいため、小学校低学年のうちから遊ぶことができます。

もちろん囲碁・将棋と同じように、「待った!」と言わせる声掛けが重要です。

五目並べから始めて、オセロ→囲碁・将棋のようにステップアップしていくと良いでしょう。

五目並べやオセロで代用可!子どものレベルに合わせよう!

 プラレール・積み木で図形を知る!

中学受験の算数は大きく分けて、文章題分野と図形分野があります。

図形問題はセンスで解くものではなく、正しい手順を踏んで考えていくものですが、図形感覚が優れている子どものほうが有利なことは間違いありません。

【別記事】

図形問題の解き方を紹介しております!

👆 【受験算数攻略】センス不要!!図形問題が解ける方法を伝授!!

ここでは子どもの図形感覚を鍛えるための遊びを、平面図形と立体図形に分けて紹介します。

 パズルやプラレールで図形を知る!

平面図形同士を繋げて遊ぶパズルやプラレールは、円・四角形・三角形などが組み合わさった入試問題を解くために必要な感覚が身につきます。

男子御三家である麻布中では、何種類かの平面図形(プラレールのパーツのような形)を組み合わせて規則を調べる問題が出題されたこともあります。

くもん出版の「NEWたんぐらむ」など、小さい頃から取り組めるパズルがたくさん売られているので、子どもの年齢・レベルにあったパズルに取り組ませてみましょう。

平面図形感覚はパズルで養う!

パズル

 積み木や折り紙で空間把握を知る!

子どもに算数の苦手分野を聞くと、最も多く返ってくる答えが立体図形です。

特に女の子で苦手な子が多いのですが、桜蔭中などのトップ校では複雑な立体図形が出題されることもあります。

また、折り紙の問題は様々なテキストに載っているくらい典型問題です。

空間把握能力は、幼少期に立体的な遊びをしていたかどうかに大きく左右されます。

最近は立体図形の知育用玩具も数多く販売されています。

子どもが平面図形のパズルなどに飽きてきたら、立体図形で遊ばせてみましょう。

立体図形の感覚は幼少期に身につける!

折り紙

 机の上だけでなく、遊びから学ぶ!

今回は思考力・図形感覚を養う遊びについて紹介しましたが、中学受験では数当てゲームの問題など、様々な遊びのような問題が出題されています。

受験だけでなく、常に変化していく時代を勝ち抜くためにも、学校や塾での勉強以外にも興味・関心を持たせていくことが必要ではないでしょうか。