獣医は男女比が公平な資格かつ高年収!だが入学が厳しい!

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獣医師は子どもたちが夢を持つ職業の一つで、小学生「夢をかなえる」作文コンクールにおいて、小学生の女子では2007年の第1回からから2018年の第12回まで、第4回の14位と第6回の15位を除けば毎回ベスト10入りしています。最も順位が高かった2014年度では、学校の先生やデザイナー、漫画家などをおさえて第4位にランキングされています。この獣医師と言う資格についていろいろな角度から見てみましょう。

 獣医師になるためには資格が必要 

獣医師とは、その資格を持たない人が飼育動物の医療に携わってはいけない業務独占資格です。さらに、獣医師の資格を持たない人が動物医とかペット医などの紛らわしい名前を含めて、獣医師を名乗ることが許されていない名称独占資格でもあります。こうした独占資格は当然のことながら資格を取るのにも厳しい試験があります。獣医師のなり方は、これからそれを目指す子どもたちなら、まず大学の6年制の獣医学科で所定の単位を揃えて卒業することから始まります。その上で国家試験に合格して獣医師免許を取得し、開業する場合は所定の届け出を行うことで獣医師になれるのです。

もちろん、公務員として勤務する獣医師や、農協などに勤務して畜産農家に往診する獣医師もいます。数は少ないですがJRAなどの獣医師になる人もいますし、水族館や動物園、製薬会社などの一般企業に勤務する例もあるのです。

 獣医師の男女比

獣医師は比較的男女差が見られない職業です。2014年の統計では男性:女性の比率は約30:70ですが、20代・30代に限ってみれば、その比率はおよそ55:45と、均等に近くなっています。統計の推移を見ると、この傾向は今後も続くことが予想されるのです。2002年の統計では20代の獣医師は女性の方が多く、30代は3割未満でした。それが12年経って年代が12年押し上げられることで、30代も半数近くになり、2002年には小中高校生であった世代が獣医師になった段階で、やはり半数近くが女性であると言う結果をもたらしています。ですから、今後も獣医師は男女が均等になる傾向は続くでしょう。

 獣医師の年収

獣医師の年収は人間を診る医師に比べると安いですが、一般的な職業よりは高い収入となっています。また、この数値は勤務医だけの統計です。開業医の獣医師の場合もっと多い報酬を得ている可能性があります。さらに、農協などに勤務していて牛や豚などの往診をしている獣医師の場合、そうした地域にペットを診る動物診療所が少ないこともあって、牛のついでに飼われている猫も診察すると言うようなことがあります。そうした際の診療報酬の扱いは公開されていませんが、統計には反映されていないかも知れません。もちろん獣医師の免許を持っていれば産業用動物の牛と、家庭用愛玩動物の猫の両方を診ることに問題は全くありません。

 獣医師になるための道のり

獣医師になるにはまず大学の獣医学部に入学しなくてはいけません。ところが、2019年現在で獣医学部を持つ大学は国公立と私立を合わせてもたった17大学しかないのが現状です。2019年現在ではすべての大学の定員を合わせても1,000人に届きません。つまりそれだけ合格するのが難しいと言うことになるのです。単純倍率で見た場合、医学部に次いで競争率が高いとも言われています。ですから、獣医師になると言う夢を持つ子供の場合、しっかり勉強して成績を上げないと、夢を叶えることは難しいと言うことになるのです。

一方、獣医学部を卒業して獣医師国家試験に臨んだ人は新卒の約90%が合格して獣医師免許を手にしています。ですので、獣医師を目指す人にとっての一番のヤマ場は大学入試だと言うことになるでしょう。

 獣医師を目指すなら学校の勉強をしっかりやることから

このようにこれから獣医師になることを目指す場合は、大学の獣医学部に進学することが必須の条件です。なのでしっかり勉強しなくてはいけません。受験勉強と言うのは、する子供にとってもさせる親にとっても、必ずしも楽しいものではないかも知れません。しかし、獣医師になると言う夢を実現させるためと言う目標があれば、受験勉強もきっと楽しんで取り組むことができるでしょう。