【中学受験】コアプラス(理科)の使い方!正しい使い方を中学受験のプロが伝授します!

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こんにちは。スタディメンターの曽川です。

サピックスに通う受験生のご家庭であれば、定番である理科・社会の「コアプラス」。サピックス生以外の方でも、書店の中学受験コーナーで見かけたことがあるのではないでしょうか。

 コアプラスは基礎知識の定着を目的とした一問一答形式の問題集であり、小4・5等で新しい単元を学習した後の基本演習や小6での総復習に重宝する教材です。

 しかし、ただ取り組ませるのでは、「ただ覚えただけで難関校では活用できない」という状況になりかねません。また、解説が限定されている部分もあり、お子様が理解できない単元では、普段の学習教材にて補強する必要があります。

 今回、「コアプラス」の特徴をご紹介するとともに、より効率的なコアプラスの使い方をご提案いたします。

 1.「コアプラス」ってどんな教材?

 

 コアプラスは、小5・小6向けの理社教材であり、基礎知識の定着を目的とした一問一答形式の問題集です。類似の教材として、日能研ブックスの「メモリーチェック」が挙げられます。

 各分野、各単元ごとに覚えるべき基礎事項が問題となっています。問題の隣に答えが赤字で表記されていて、付属の赤いシートで答えを隠しながらスピーディーに学習が進められるよう工夫されています。

 サピックスでは新しい単元の基礎固めのために、小5よりコアプラスの宿題が指示されます。また、小6の直前期に基礎の総復習として利用する生徒もよくいます。

コアプラスは一問一答問題集で基礎固めに活用できる!

2.レベル・対象

 基礎固めの教材としては最高レベルの難易度になります。

 その為、小5から新しく中学受験の学習を始める場合や、小6でも理科が苦手科目という場合には、やや難しい教材といえるでしょう。

 一方で、塾などで学習が進んでおり、標準的な知識が理解できている生徒には、おすすめの1冊になります。

基礎固めとしては最高レベルの教材!
塾などである程度学習が進んでいる生徒におすすめ。

3.長所と気をつけるべきポイント

 コアプラスの長所は、「受験に絶対必要な暗記事項を効率的に覚えられる」ことです。

 理科・社会は暗記を基礎とした教科であり、覚えなければならない事項を徹底して記憶することはとても重要です。コアプラスでは入試頻出の事項がまとまっており、コアプラスの問題を繰り返すことで受験で必要な基礎知識を無駄なく覚えることができます。

 一方で、コアプラスの気をつけるべきポイントは、「ただの用語の暗記になると入試が解けない」ことです。

 近年、上位校・難関校をはじめとして思考力を重視する入試にシフトしています。実際、千葉の市川中学では2019年度より理科の問題構成が変わり、生徒の思考力を試す問題が目立つようになりました。

 そのため、コアプラスで用語や答えを完璧に丸暗記していても、思考力を試す問題には対応できないことがあるのです。

長所は「効率的に暗記できる」
気をつけるべきは「ただの用語の暗記になると入試が解けない」。

 4.おすすめの使い方

 では、どのようにコアプラスを利用すればよいのでしょうか。「ただの用語の暗記」にならないような工夫が必要です。今回、その工夫をご紹介します。

   「なぜその答えになるのか」まで理解する

 地層の新旧や計算問題などではコアプラスの答えだけを覚えても、模試や入試ではその問題とまったく同じ問題は出されにくいため、直接得点には結びつきません。その為、どうしてその考え方・計算式になるのかという背景知識を確認しておく必要があります。

 そのとき、問題になるのが、どの問題で背景知識まで確認すべきかです。基準は、コアプラスの答えに「ポイント解説」・「巻末解説」・「参考」が併せて書いてあるかです。これらは、答えだけでは内容が理解できない場合や追加で覚えておいた方が良い事項が場合に示されています。解説等を読むだけではなく、普段使っているテキストでも復習すると定着度が上がります。

  割合や2量の関係の考え方を併せて学習する

 ばねや中和などの計算問題では、算数の割合や比、比例と反比例を利用し、問題を解いていきます。その為、算数が苦手な生徒や、塾でまだ割合や比などを学習し切れていない生徒は、取り扱いに注意が必要です。

 割合や比などに不安がある場合には、一旦その問題は保留して他の問題を先に進める方法もあります。割合や比をなど用いる問題は、巻末解説を参考にすると判断できます。具体的には、化学の「熱量」・「化学反応」・「溶解度」、地学の「地球からの月と太陽までの距離」・「水蒸気」、物理の「ばね」・「てこ」・「滑車」・「振り子」・「発熱量」が挙げられます。

 その一方で、根本的な原因である算数についても対策が必要です。割合や比、比例と反比例が未習であれば、算数の必要な問題に手を付けることはないでしょう。一方で、既習であれば、算数でいつも使っているテキストに戻って復習をしてから、該当する問題に取り組むとことが望ましいです。

  暗記事項は表での対比や語呂合わせ

 セキツイ動物の特徴や植物の科の分類などでは、1対1の暗記が求められます。しかし、ただ無秩序な暗記を繰り返すことは簡単なことではありません。そのときは、表での対比や語呂合わせが有効です。

 例えば、セキツイ動物の特徴を覚えるときは、魚類・両生類・ハ虫類・鳥類・ホ乳類の違いを表で区別すると分かりやすいです。また、覚えるときにはただ全体を覚えるのではなく、「違い」に注目させると良いでしょう。生まれ方は魚類から鳥類までが卵生でホ乳類だけ胎生など、と違いを具体的に確認しながら覚えると効率的です。

 また、植物の科の分類を覚えるときは、語呂合わせが効果的です。有名な例として、ウリ科の覚え方に「ゆうかへ好きっ!メロメロ!」(ゆ:ユウガオ、う:ウリ、か:カボチャ、へ:ヘチマ、す:スイカ、き:キュウリ、つ:ツルレイシ(ゴーヤー)、メロ:メロン)が挙げられます。語呂合わせはそれ自体には意味があまりないので、覚えるべき事を明確にして活用していきましょう。

  復習ノートで弱点対策を徹底する

基礎事項のインプットでも、お子様によってどの単元が定着しにくいかは異なります。

 例えば、「植物の分類は大得意だけど、電気回路はさっぱり分からない」や「化学・物理の計算はできるけど、生物はボロボロ」など、お子様ひとりひとりによって弱点はまちまちです。

 その為、お子様の弱点に合わせた、テーラーメイド方式での対策が必要になります。

 おすすめの対策方法は「復習ノート」を作ることです。

 コアプラス用の復習ノートを1冊つくり、1週間ごとに取り組んだ問題での間違えについて問題番号を記録します。そして、週末など曜日を決めて復習を行います。

 サピックス生であれば、週ごとのコアプラスのテストで間違えた問題について対応する問題の番号を記録し、復習しても良いです。

 この復習での最大のポイントは、「解くプロセス」をメモすることです。

 計算問題であれば図や途中式を残す、暗記問題であれば表での覚え方などを整理するなど、答えを求めるまでの過程を重視した復習を行うことが大切です。

 ただ答えを写す間違え直しにならないように、復習ノートでの弱点対策が終わったら間違い直しのやり方を見てあげて下さい。

 しっかり解く過程を書けていたら褒めることも、お子様のモチベーション維持に繋がります。

「復習ノート」の作りかたに関する内容はこちら👇

➼ 東大合格者も実践!家庭学習で効果が上がる「復習ノート」「まとめノート」の作り方

 

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☆答えだけでなく過程を理解する

☆算数の割合・比・2量の関係も学習する

☆表での対比や語呂合わせで整理して覚える

☆復習ノートで弱点対策を徹底する

5.理科の参考書,SAPIXコアプラスのまとめ 

コアプラスは基礎固めの教材としてはレベルが高く、難易度も高い教材です。しかし、ポイントを押さえて着実に取り組めば、知識分野は難関校にも対応できる便利な1冊となります。お子様の現状を踏まえて、無理なく有効に利用してみてはいかがでしょうか。

 

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