東進元校長が伝授!高校生が作る勉強計画の立て方のコツ

目次

大学受験勉強をする高校生にとって、計画を考え、実行することは極めて重要です。無計画なまま、勉強をしても、結果は出ません。

大事だとわかっている計画表も、立てて満足となってしまう人もいます。

ただ、計画をしっかり実行することは非常に難しいです。

学習計画を立てる理由を理解することと、コツを知ること、そして、何度も計画は修整するものであるということを知ることで、役立つ学習計画を作り、実行することができるようになります。

この記事を参考にし、計画表を作成し、成績を上げましょう。もちろん、これが受験勉強をする上でも非常に重要で、志望校に合格できるかどうかも変わってきます。


勉強計画を立てる理由

計画を立てないと何もできない

計画を立てることが重要であることは多くの人が知っていますが、どれだけ重要なことであるか理解していない人も多いと思います。

全く勉強計画を考えていない人は、勉強する理由もないので、勉強しません。TVを見たり、スマホを触って時間を無駄にしてしまいます。

勉強をしていたとしても非常に効率の悪い勉強をすることになるので、勉強していない人と大して変わらないような成果しか出ません。

 

 To Doリストがあると体が勝手に動く

学校や予備校もない休日を例として考えていきましょう。

学校や予備校がある日は、起きないといけない目的があるので、決まった時間に起きているが、特に何も決めていないと起きる時間は遅くなってしまいます。朝ごはんなどで起こしてもらえる場合はいいですが、それでもいつもより起きるのは遅くなってしまいます。

※遅く起きることが悪いことということではありません。遅く起きるつもりであるならば、全く問題ありません。

起きた後の行動は計画があるかどうかで、特に差が出ます。

勉強はしないといけないということはわかっていても、何をするか悩み、知らずのうちにスマホを触り・・・。という無駄な時間を作ってしまいます。

一日を振り返れば、結局何もしていなかったという羽目になってしまいます。

これは非常に無駄な一日ですね。

事前にやることをTo Doリストに書いていると、スムーズに勉強し始めることができます。

朝起きた後に即行動に移せる(勉強できる)人は、前日までにその日にやるべきことを前日までに決めています。

私が実際にやっている方法は、手帳のカレンダーにその日にやるべきこととやりたいことを事前に書きこんでいます。ちょっと勉強とは逸れますが、テキスト作成や生徒の答案の添削や計画表の見直し、参考書や入試問題の研究、専門外の学習などをさらに具体的に書き込んでいます。そのため、朝起き、歯を磨いた後は、仕事をする。そんな日を過ごせています。無駄な時間がないと、好きなことができる時間も増えるので、ドラマや映画観ることもゲームもすることもできます。

勉強計画を立てる理由としては、やるべきことを明確にすることで、行動に移せるからです。明確であればあるほどこれは現実のものになります。

合格につながる計画表を作る前に準備するもの

受験や資格試験には日程があります。そもそもやるべきことが適切でなければ、これらの計画に意味はありません。適切な学習を行うために必要なものを紹介します。

年間スケジュール・模試日程

学校や予備校で配られる年間スケジュールは常に持っておきましょう。

 逆算した学習計画を作るには模試やテストが必要です。例えば、入試で合格したいという目標があったとき、そのための通過点が模試やテストで分かります。

模試やテストを中間地点の目標として設定することが最も分かりやすく、モチベーションを管理するという面でも適しています。

つまり、年間スケジュールや模試日程でテストの日を常に把握しておくことが大事です。

年間計画や次の模試までの計画などの中長期の目標

次回の模試までに、伸ばす科目とそのために定着させる教材を決めましょう。

全科目の点数を常に伸ばす必要はありません。

例えば、次回の模試では、国語の偏差値を伸ばすと決めた場合、そのためには、漢文の勉強をするようにしたとします。まだ漢文の句形を覚えていないから、「漢文ヤマのヤマ」で勉強をするなどの方針を決めます。

このように、模試や学校のテストを一つの期間とし、目標を決めましょう。

授業中などでも机に置ける手帳類

授業中に机の上に置いても怒られないものにTo Doリストを作っておきましょう。

To Doリストにやるべきことを書くものが必要です。授業を受けている時や問題集を解いているときに復習しないといけないことなどに気付かされます。その際に、勉強をするべきことを即メモをすることが大事です。

手帳を準備して勉強計画を作っている人もいれば、ノートに書いている人もいます。やる気の出るような文房具で作っている人もいます。

勉強計画の立て方のコツ

勉強時間よりも勉強量で決める

勉強計画は作る際には、何時から何時で何の勉強をするという計画を作るよりも、その日に勉強することを一覧表にしておきましょう。ただ、勉強をし始める時間は決めておいてください。

勉強とは、何時間勉強したから良いとか悪いとかではないはずです。5時間ダラダラ勉強した人と1時間集中して取り組んだ人では、短い時間で終えた人の方が効率的です。

どうしても時間で設定してしまうとダラダラしがちなので、まず勉強時間で管理するのはやめましょう。

具体的には、【科目】・【問題集名】・【ページ数】や【章や節】は書くようにしましょう。

復習する日を決める

復習する日や曜日はあらかじめ決めておきましょう。

問題集を解いた際に解けなかった問題が出てきます。その問題は定期的にふりかえることが大事です。復習ノートを上手に活用し、復習してください。

復習の仕方についての詳細はコチラをご覧ください

👉東大合格者も実践するノートのまとめ方とは!?「復習ノート」「まとめノート」「演習ノート」の作り方

計画は80%を目安に緩く作ろう

計画はやりたいことの80%程度に留めましょう。

勉強計画を作る際に、いろんなことを書いてしまい、結果的に終わらなかったというケースがあることと思います。計画を実行できないとやる気も下がります。また、計画というのは、崩れてしまうと、偏差値の伸びなどの予測もできなくなります。成績管理の面からも計画は実行できないといけないので、無理のない範囲で計画を作りましょう。

調整日・調整週を作ろう

計画が実行できなかった時に調整できるように空白の日や週を作っておきましょう。

体調を崩したり、急遽学校の行事等で計画が崩れたりすることもあります。そういう時でも、1週間の学習計画は崩すべきではありません。崩さないようにするには、調整する日を作っておくといいです。もし、何事もなく1週間を過ごした場合は、気分転換の日に使うも良し、本を読んでも良し、勉強以外のことで頭を整理するのも良いのでないでしょうか。

私は、このような時間でモチベーションを上げていました。

計画通りに実行するコツ

仲間に宣言することで、達成率UP

友人でも先生でも兄弟、親、だれでも構わないです。計画を立てた後、今週はこれをやるということを伝えましょう。ただ、頑張ったら褒めてくる人の方がいいかもしれません。

友人であれば、ライバルでもあるので、お互いに切磋琢磨して努力できます。

先生にであれば、プロの目線から、計画に対するアドバイスをもらえるかもしれません。

さらに同じ先生にずっと宣言しているのであれば、状況も把握できるので、結果の出る学習計画のアドバイスもできます。

人が集まる所で勉強すると良い!

勉強は一人でやるものですが、時には他の人から刺激をもらうことも重要です。先ほどの学習計画の宣言もそうですが、がんばってる人を見ると自分もやらないといけないと思うことができます。

また、図書館や喫茶店を覗いて見てください。多くの学生が参考書を広げて勉強している姿を見ることができます。小学生も多くおり、かなり長い時間集中して取り組んでいる姿から刺激をもらうことができます。

アプリやWebサイトでも同様の効果を得ることができます。多くの学生が日々どんなことを勉強したのか報告していたり、宣言しているのを見るだけでも刺激を得ることができます。

家は休む場所、勉強する場所を作っておく

学校や図書館、喫茶店では勉強し、家では勉強しないなどのルールを決めておくと計画通りに実行できた教え子もいました。

勉強計画を決めていても、家では集中して取り組めないという人もいます。そのような場合は、家以外の場所で勉強してみるのもいいでしょう。

私の場合も家では長時間は集中できない状態だったので、起きてからの1時間と寝る前の1時間だけは家で勉強していましたが、後は早めに学校に登校して勉強したり、学校が終わってからは予備校の自習室に行くなどして、家以外で勉強するようにしていました。

自分に合った学習計画を立てることも実行することも難しい

自分に合った学習計画を立てるには、何度も修整・修正していくことが大事です。

逆算した学習計画を作るには時間が必要

問題集などの学習を行ったとして、それがどの程度点数に結びつくかまでは、やってみないと自分では分かりません。

何度も計画→実行→模試→計画→実行→模試→・・・を繰り返す中で修正し、逆算ができるようになります。つまり、時間が必要だということになります。

今はとりあえず完璧でなくていいので、計画を立て、目先のテストの目標を決め、それに向けて努力しましょう。そして、大事なことは、テスト後にどうすれば、目標に達成したのか考え、次に生かすことが重要です。

できればプロにアドバイスをもらうこと

これを見ている方が、大事なテスト(入試や資格試験)まで時間が無いのであれば、いろいろと試す時間はないでしょう。そうであれば、できるだけプロにアドバイスしてもらいましょう。プロの方は今まで多くの計画を立ているのである程度逆算が可能です。

しかしながら、個人差があるので、それでも時間はかかります。早めに行動しましょう。

合格のための計画を立てる(逆算)ことも非常に難しいことですし、それらを実行することも難しい。

このことを理解しておくことが重要です。

「計画を立てたのにうまくいかない」

「どんな勉強したらいいか分からない」

このような悩みがあって当然です。

それは、難しいことだから。

チャレンジして、失敗して、修整する中で、どんどんうまくなるものなので、落ち込むことなく、努力していきましょう。

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