こんにちは。スタディメンターの山﨑です。
中学受験~大学受験、社会人の資格試験など世代に関係なく試験を受ける人は多く存在します。目標達成のために学習するためには、計画が大事です。
無計画なまま、勉強をし、結果が出ない人もいれば、大事だとわかっている計画も、立てて満足となってしまう人もいます。
そんな悩みを少しでも解消できるようにアドバイスします。
目次
1.独学・家庭学習で、計画を立てる理由
計画を立てることが重要であることは多くの人が知っていますが、どれだけ重要なことであるか理解していない人も多いと思います。
これは、受験勉強や資格のための勉強に関してのみ話ではありません。仕事をする上でも非常に重要になります。少し大げさですが、計画を立てる方法ということは良い仕事ができるようになるための方法でもあります。
1-1.計画を立てないと何もできない
例えば、学校や予備校もない休日を例として考えていきましょう。
学校や予備校がある日は、起きないといけない目的があるので、決まった時間に起きているが、特に何も決めていないと起きる時間は遅くなってしまいます。朝ごはんなどで起こしてもらえる場合はいいですが、それでもいつもより起きるのは遅くなってしまいます。
※遅く起きることが悪いことということではありません。遅く起きるつもりであるならば、全く問題ありません。
起きた後の行動は計画があるかどうかで、特に差が出ます。
勉強はしないといけないということはわかっていても、何をするか悩み、知らずのうちにスマホを触り・・・。という無駄な時間を作ってしまいます。
一日を振り返れば、結局何もしていなかったという羽目になってしまいます。
これは非常に無駄な一日ですね。
※大丈夫!いい大人でも同じようなことをしている人がいますよ。きっと。
1-2.To Doリストがあると体が勝手に動く
朝起きた後に即行動に移せる(勉強できる)人は、前日までにその日にやるべきことを前日までに決めています。
僕が実際にやっている方法は、手帳のカレンダーにその日にやるべきこととやりたいことを事前に書きこんでいます。ちょっと勉強とは逸れますが、テキスト作成や生徒の答案の添削や計画表の見直し、参考書や入試問題の研究、専門外の学習などをさらに具体的に書き込んでいます。そのため、朝起き、歯を磨いた後は、仕事をする。そんな日を過ごせています。無駄な時間がないと、好きなことができる時間も増えるので、ドラマや映画観ることもゲームもすることもできます。
事前にやることを決めておけば、行動できる!!
2.独学・家庭学習の人がやるべき逆算
学習計画を立てる理由としては、やるべきことを明確にすることで、行動に移せるからです。明確であればあるほどこれは現実のものになります。
ただし、受験や資格試験には日程があります。
そもそもやるべきことが適切でなければ、これらの計画に意味はありません。
2-1.逆算した学習計画を作るには模試やテストが必要
例えば、入試で合格したいという目標があったとき、そのための通過点が模試やテストで分かります。模試の受け方については、また説明しますが、模試のおかげで、短期的な目標を作ることができます。この模試で合格基準に達していれば、合格する可能性は高いということになります。
まずは模試で点数を取ることを目標にしましょう。
2-2.逆算した学習計画を作るには時間が必要
例えば、問題集などの学習を行ったとして、それがどの程度点数に結びつくかまでは、やってみないと自分では分かりません。
何度も計画→実行→模試→計画→実行→模試→・・・を繰り返す中で修正し、逆算ができるようになります。つまり、時間が必要だということになります。
今はとりあえず完璧でなくていいので、計画を立て、目先のテストの目標を決め、それに向けて努力しましょう。そして、大事なことは、テスト後にどうすれば、目標に達成したのか考え、次に生かすことが重要です。
2-3.できればプロにアドバイスをもらうこと
これを見ている方が、大事なテスト(入試や資格試験)まで時間が無いのであれば、いろいろと試す時間はないでしょう。そうであれば、できるだけプロにアドバイスしてもらいましょう。プロの方は今まで多くの計画を立ているのである程度逆算が可能です。
しかしながら、個人差があるので、それでも時間はかかります。早めに行動しましょう。
スタディメンターでは、無料で学習計画の作成を行っております。興味のある方はLINEにてご連絡ください。
●スタディメンターの無料学習計画代行についてはこちら👇
3.独学・家庭学習で勉強するなら、継続できる計画
学習計画を立てるにコツをアドバイスをします。
とにかく続けることができる計画を立てることです。1日でどんなにたくさんの勉強をしたとしても、毎日コツコツとやっている人には量でも質でも敵いません。
「今日は徹夜でがんばる」
気合は素敵です。
しかし、これは毎日は続きません。
しかも、昨日は徹夜したから今日は勉強しなくてもいいや。これが1週間続きます。
目安としては、いったん自分で考えた量の8割くらいに留めると、長続きします。
また、重要なことは、まず2週間続けることです。2週間続くと習慣になるので、苦にならなくなります。
計画を立て、2週間続けましょう。
4.仲間に宣言することで、達成率UP
友人でも先生でも兄弟、親、だれでも構わないです。計画を立てた後、今週はこれをやるということを伝えましょう。ただ、頑張ったら褒めてくる人の方がいいかもしれません。
友人であれば、ライバルでもあるので、お互いに切磋琢磨して努力できます。
先生にであれば、プロの目線から、計画に対するアドバイスをもらえるかもしれません。
さらに同じ先生目線であれば、何度も宣言してもらえると、計画の逆算が正確にできるようになるので、結果の出る学習計画のアドバイスもできます。
5.人が集まる所で勉強すると良い!
勉強は一人でやるものですが、時には他の人から刺激をもらうことも重要です。先ほどの学習計画の宣言もそうですが、がんばってる人を見ると自分もやらないといけないと思うことができます。
また、図書館や喫茶店を覗いて見てください。多くの学生が参考書を広げて勉強している姿を見ることができます。小学生も多くおり、かなり長い時間集中して取り組んでいる姿から刺激をもらうことができます。
アプリやWebサイトでも同様の効果を得ることができます。多くの学生が日々どんなことを勉強したのか報告していたり、宣言しているのを見るだけでも刺激を得ることができます。
6.学習計画を立て実行することは難しい
合格のための計画を立てる(逆算)ことも非常に難しいことですし、それらを実行することも難しい。
このことを理解しておくことが重要です。
「計画を立てたのにうまくいかない」
「どんな勉強したらいいか分からない」
このような悩みがあって当然です。
それは、難しいことだから。
チャレンジして、失敗して、修整する中で、どんどんうまくなるものなので、落ち込むことなく、努力していきましょう。
学習方法や勉強計画などの無料相談も受け付けております。気軽にご連絡ください。少しでも勉強のお役に立てればと思います!
スタディメンターの無料相談でよくある質問をまとめてあります。
こちらも参考にしてください👇
●スタディメンターの無料学習計画代行についてはこちら👇

中学時はほとんど勉強する事無く、高校に進学したが、勉強法の書いてある本を読みあさり短期間での学力UPに成功。その経験を活かし、学生時代から塾で講師業に携わる。その後、大手予備校の校長も兼任しながら、多くの受験生を合格に導いてきた。現在は、講師業(医学部専門予備校など)に加え、Webサイトでより多くの受験生に学力UPのノウハウを伝えている。