【将来の夢】保育士になりたい!資格は必要?学校は?男女比や年収はどれくらい?

保育士
目次

国は2020年度末までに、約32万人分の保育の受け皿の確保し、待機児童の解消を目指しています。2018年11月の保育士の有効求人倍率は3.20倍となっており、保育士として働いてくれる人が不足していることがわかるでしょう。これからより必要とされる保育士という仕事にどうやって就くのか、仕事内容など、お子さんと一緒に理解を深めていきましょう。

 保育士の仕事内容

保育士とは、子供を保育する国家資格を持つ人の事を指します。保育士の仕事は大きくわけて2種類あります。子供に対しての支援保護者に対しての支援です。
子供に対しての支援は、子供の身の回りのお世話をしながら、食事、排せつ、身支度などの生活習慣を身につけるお手伝いをしたり、遊びや地域の行事などを通じて、コミュニケーション能力や協調性などの心の成長の手助けをしたりします。

保護者に対しての支援は、子供の育児に対する悩みなどの相談に応じる事で、保護者の不安を解消しサポートします。保護者の心の安定は、子供たちの成長に対し重要である事が窺えます。

 保育士になるには

保育士になるには、児童福祉法が定める国家資格を取得する必要があります。この国家資格を取得する方法としては大きく分けて2通りあります。

大学・短大・専門学校などで、保育士を専門的に養成し、勉強をする学部などを卒業することで保育士資格を取得する方法と、国家試験に合格し、保育士資格を取得する方法です。その為、すでに社会人として働いている方や退職されて主婦業に専念されている方でも挑戦する事ができる資格となっています。また、保育士資格には更新がありませんので、一生モノの資格と言えるでしょう。

 保育士の男女比

保育士として登録されている男女比についてですが、男性は全体の数パーセントという結果となり、圧倒的に女性が多い職場となっています。背景には、女性の職場というイメージが強い、男性に対応している職場環境(更衣室やトイレなど)が整っていない、保護者達の反応などがあるようです。

 保育士の給料

給与については、公立の保育園で働く場合は、地方公務員となる為、地方公務員の給与規定に基づいて支払われます。私立で働く場合は、園ごとの給与規定に基づいて支払われます。2018年の保育士の平均年収は、400万円未満となっています。

 社会への女性進出が活発化する傾向にある中、子供を保育園へ預けたいというニーズは増加しています。よって、保育士はこれからますます必要とされる仕事の一つだと言えます。これからの経済の発展に保育士は無くてはならない存在と言ってもいいと思います。しかし、現在待機児童の多さからもわかる通り、保育士が不足しており、深刻な社会問題となっています。
その為、国としても保育士として働いてもらう人を増やそうと、給与の改善などの対策を実施しています。また、ブランクへの不安解消の研修、職場復帰する際の就職準備金など、職場復帰への支援策を用意しており、将来、出産などで一度退職しても、再度保育士として働けるような環境整備にも力を入れています。また、保育園は開園時間が長く、シフト制での勤務が多い傾向にあり、子育てとの両立を考えた場合にパートとしても働きやすい環境と言えます。保育士の働く場所は、保育園だけでなく、認定こども園、病院、学童保育や児童養護施設など多岐に渡ります。働く女性の増加に伴い、今までにない所での保育士の必要性は今後も増えると予想されます。

 保育士は将来性のある仕事

保育士は、子供を預かるという大変な仕事ではありますが、乳幼児の頃から子供の成長を近くで見ることのできる貴重な仕事だと思います。また、社会的にも必要とされている仕事の一つとして、将来的にも、職場環境や給与面などの改善がより見込まれる仕事だと思います。
「保育士になりたい」という純粋な思いを叶えられる道を子供と一緒に探してみませんか。

 

 

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