「 東大合格者も実践!家庭学習の効果を上げる「授業ノート」の作り方! 」や「 東大合格者も実践!家庭学習・独学に効果が出る「演習ノート」の使い方 」でお伝えしたように、「授業ノート」や「演習ノート」は「メモ」として、考えると良いです。今回は、大事な内容だけをまとめた自分だけの参考書となるようなノートの作り方についてアドバイスします。
目次
1.ノートの分類
「授業ノート」や「演習ノート」はメモとして用いることがポイントであることは、すでに強調しています。
※詳しくは、こちらを確認してください👇
「 東大合格者も実践!家庭学習の効果を上げる「授業ノート」の作り方! 」や「 東大合格者も実践!家庭学習・独学に効果が出る「演習ノート」の使い方 」
2.復習ノートの作りかた
2-1.復習ノートとは?
学校では「訂正ノート」とも言ったりしますが、うまく活用できているでしょうか。
このノートは「まとめノート」と同様に自分だけの参考書になります。
特に、自分が間違えた問題の中でも、自分の力では全く思いつきもしなかったものや、いい復習になると思った問題など自分にとって、大事だと感じた問題を「ストック」しておきましょう。日常の中でできた隙間時間に眺めるだけでもかなりの復習効果が得られます。
その他にもどのようなタイミングで復習ノートに書くのか、まとめます。
2-2.復習ノートに書くタイミング
⓵自分にとって、ハードルのある問題
ほぼほぼ復習ノートの役割はこれだと思っています。どうしても数学などでは理解できない発想、初見では絶対に無理だと思われる問題が存在します。ただし、少しずつ自力で発想できるようになるためには、そういう問題を確実に身につけ、活用できるようになることが必要です。そのためには、何度も見返すことです。復習の効率化というのは、復習する必要のないものを除外することが重要です。意味のあるの問題を選びましょう。
②何度も間違える頻出問題
よく間違える問題というのが人によっては、存在すると思います。そういった問題は、常に確認すること、復習することで間違えないようになります。
③考え方のコツなどがわかる問題
特別意識しなくてはいいのですが、ある問題をきっかけに、その分野が理解できたかもしれないと思うことがありませんか?
是非そのような問題に出会ったら、復習ノートの仲間にいれてあげてください。
3.まとめノートの作りかた
3-1.まとめノートとは?
演習系の授業であれば、授業後に「復習ノート」、習う授業の後であれば、「まとめノート」を使うことが多いです。
要するに、「まとめノート」の目的は、知識のインプットにあります。学校の授業や塾の授業なども基本的には知識のインプットの授業が多いですので、授業後に授業内容をまとめ直すなどして、知識を頭に入れてしまいましょう。重要なことは、まとめて満足とならないようにすることです。きちんと持ち歩き、見るkとを習慣化させましょう。
※人によっては、「復習ノート」と「まとめノート」を分けずに使っている人もいます。
3-2.まとめノートの使い方
⓵授業中に考え方などメモしたものをまとめたいとき
授業中は、先生の話を聞くことに集中し、忘れないようにメモをしておくことが重要であるということは強調してきました。
授業後には、話を聞いた内容をまとめ直す他、教科書や参考書などを見ながら、授業内容を再現してください。この時間がめちゃくちゃ重要です。必ず、授業を受けた日にやりましょう。
②基本事項の抜けにより間違えた問題
問題を解いた時などに公式や基本事項が抜けていたということに気づくことがあるでしょう。そういう時は、まとめノートに公式や考え方などをノートにまとめておきましょう。
③理科や社会などで覚えたいとき
暗記したいことがあるときは、参考書などをノートにまとめておくのもいいでしょう。特に図や表などは知識を整理するには最高です。
4.復習こそ勉強の基本だが…
勉強に基本は、予習と復習という話は何度も聞いたことがあると思います。
予習の目的は、「授業中、話に集中できるように事前に授業内容を確認し、板書にある内容が教科書に書いているのか判断できるようにしておくこと」です。
復習の目的は、
①授業内容を再現し、知識を頭に入れること ②自分によって難しい内容をまとめておくこと ③暗記するために参考書から重要なことを書きだすこと
などです。
勉強法はたくさんありますが、これらをきちんと行うことで学力はついてきます。各教科でノートを分類し、勉強してみてください。
参考までに
「 東大合格者も実践!家庭学習の効果を上げる「授業ノート」の作り方! 」や「 東大合格者も実践!家庭学習・独学に効果が出る「演習ノート」の使い方 」
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中学時はほとんど勉強する事無く、高校に進学したが、勉強法の書いてある本を読みあさり短期間での学力UPに成功。その経験を活かし、学生時代から塾で講師業に携わる。その後、大手予備校の校長も兼任しながら、多くの受験生を合格に導いてきた。現在は、講師業(医学部専門予備校など)に加え、Webサイトでより多くの受験生に学力UPのノウハウを伝えている。