塾に行かない中学生の独学理科学習法とおすすめの参考書・問題集

目次

こんにちは。スタディメンターの山﨑です。今回は、塾や予備校に行かないで独学で理科の学習を行う中学生のために、スタディメンターで独学のサポートをしている生徒を指導していることをもとに、理科の勉強に役立つ参考書や問題集を紹介します。受験生だろうが、来年・再来年に受験を迎えようが、どちらにしても有益な情報になると思います。参考にしてみてください。

 独学で理科を勉強することは可能か

理科の学習のみならず、独学で自分はできるのか不安という相談は多く寄せられます。塾や予備校に通える状況にあるのであれば、通った方が独学に比べると目的達成までのハードルは低くなります。迷われるならば、塾や予備校に通いましょう。

物理的に塾や予備校に通えない場合は、独学で学習をすることになります。このような場合は、「目的」が明確であれば十分に可能です。

何のために中学理科の勉強をしているのか。どんなテストで、どのような結果を出したいのか。最終的にはどんな風になりたいのかなどの目的が明確であれば、基本的に独学での理科の勉強は成功します。

 独学で理科の勉強に成功する方法

やるべきことを明確に、具体的にする

スタディメンターで生徒と面談をしていて、非常に多いと感じるのは、テストで良い点数を取りたいとは言うもの、そのために何をするかを考えていない生徒は非常に多いです。

例えば、独学で学校のテスト勉強をしている生徒と、面談時にどんなことを話し合っているかというと、まず前回のテストの範囲と点数、どんな間違いをして、どこから出題されている問題でだったのかを調査させます。学校のワークから主に出題されているのか、配られたプリントから主に出題されていたのか、これが分かるだけでも何をするべきかある程度分かります。

次に、次回のテスト範囲になりそうな所で、理解できている単元とできていない単元を明確に分けます。この時、理解できているのかできていないのかが分からない場合はサポートしています。

一番簡単に分かっているのかどうかを調べる方法は、学校のワークを解く、あるいは、「教科書ワーク」という教材で、いわゆる教科書ガイドになっている問題を解いてみて、理解できているか判断するのはおすすめです。

分かっている所とそうでない所は分かれば後は計画的に実行あるのみです。学習計画をしっかり作り勉強できるようにしていきます。

時間をつくること

塾に行って勉強している人は毎週同じ時間に同じ科目の授業を受けています。この点だけでも、塾行っているメリットはあります。

塾に行かず、独学で理科を勉強する場合、何曜日の何時からは少なくとも勉強をするのかは決めておきましょう。

イメージとしては、週間のスケジュールを作る際に、固定するスケジュールと、週によって、変わるスケジュールを区別して計画を立てると上手く行きます。

先生や家族に質問をすること

分からない問題があった時に、頼る人を決めておきましょう。分からないことを放置して勉強して良いことは何もありません。必ず先生や家族に質問して解決させることです。特に理科については、理解できていないところがあると次の単元につながっていることが多いので、次の単元も分からないということも多くあります。必ず質問するようにしましょう。

仲間や家族と共有すること

勉強は本来孤独なものですが、頑張っていること、頑張ろうとしていることは、どんどん周りに言いましょう。孤独な勉強も、仲間が入れば、やる気が出ます。家族でも良いでしょう。

 まずはじめに取り組むべき教材

最も重要な教材は、教科書と学校のノート、プリント

受験勉強のスタートに当たって最も重要な教材、参考書は普段使っている教科書やノート、学校で配られているプリントです。基本事項や重要な語句がまとめてられています。授業内容を思い出しやすいのも、普段使っている教材の方が簡単です。ノートやプリントを見ながら、まずは授業内容を思い出しましょう。

これから受験勉強をするわけではない人に関しては、「授業ノート」や「まとめノート」を工夫して作成しておくと受験勉強を始める時にかなり使いやすいです。

授業ノートやまとめノートの作り方に関する記事はこちら👇

東大合格者も実践!家庭学習の効果を上げる「授業ノート」の作り方!
東大合格者も実践!家庭学習で効果が上がる「復習ノート」「まとめノート」の作り方

最も重要な問題集は学校のワーク

どんなに優秀な人でも、授業ノートや学校のプリント、教科書を読んだだけで、理解するのは難しい、もっと言えば、定着させることをもっと難しい。

授業ノートなどを見ながらでいいので、普段使っているワークの問題を解くことで、理解しやすくなります。

受験生でない人は、普段から学校の授業をしっかりと復習して、受験勉強をする前からワークはできるという状態にすることができれば、かなりいいです。

復習の仕方に関してはこちら👇

【大学受験・高校受験】独学、塾なし勉強法!復習の仕方がわからない!?

学校の勉強をしっかり普段から復習している人は、ワークの答えを覚えているかもしれませんので、下で勧めている問題集を使っても構いません。

 理科の独学におすすめの参考書・問題集

自分に合った参考書や問題集を選ぶ

まず、問題集や参考書を選ぶ際に注意すべきことは、現状の実力や志望校に応じて、自分に合った参考書や問題集が異なりますので注意してください。

自分の実力に合う問題集に関しては、教科書やワークで勉強をした後に、自力で6割~7割解けるレベルがいいです。

自分にとって、難しい問題を解くと、理解するのにかなり時間が掛かってしまいます。時間が掛かると、受験までの限られた時間の中で勉強をするわけなので、もったいない。また、時間が掛かってしまうと、やる気が下がります。一日にどれだけの勉強をしたかではなく、1ヵ月でどれだけの勉強をしたかという点で考えると、レベルが合っていないと学習総量も減る可能性もありますので、おすすめしません。

理科が苦手で全くできない人

理科が苦手な人は、学校の定期試験でも苦戦しているのではないでしょうか。

教科書には重要な語句がいろいろ書いているが、論理的に説明してくれているが故に、難しく見えてしまいます。苦手な人は、情報が少ない教材を使ってみるといいです。

ぐーんっとやさしく 理科 

図が多く、情報も少ないので本当に重要な所のみを学ぶことができます。字も大きく理科に対して、嫌なイメージがある人でも取り組みやすい1冊です。学校のワークよりも基本的な内容を丁寧に書いています。練習問題もあるので、導入部分が理解しやすい教材です。付録として、ミニサイズの「重要用語集」もついているので、テストの休み時間にも安心です。テストギリギリまで見ておくといいでしょう。

中学定期テストの対策ワーク

学校のワークだけだと演習量が足りない。そういう時には、この問題集を利用するいいです。要点もカラーでまとめてあり、基本問題と定期試験予想問題が載っています。赤シートもついているので、暗記しやすいです。

この問題集だけの問題ではないですが、中学生の教材、つまり高校入試に向けた問題集は、問題数が少ないので、1冊の問題集では十分でないケースが多いです。そのため、この教材のように、学校のワークと同じレベルの問題集の使用を薦めています。

この考え方は、他科目も同様です。参考にしてください。

調べる!わかる!力がつく!中学理科

苦手な人であれば、ここまでできれば十分です。参考書としてわかりやすくまとめている教材を用意しておきましょう。他の参考書に比べて、図も多く、要点整理ができています。詳しく書いていない分、わかりやすいです。テストでもしっかりと点数を取ることができます。この教材は、写真や図が豊富で見やすく、重要な所が書いています。テスト前に仕上がるワークにもなります。

苦手ではないけど模試で取れない人

全国の公立高校入試や私立高校の受験に向けて、これだけできるようになればOKという参考書・問題集を紹介します。おそらく、高校受験をする人であれば、ほぼ全員がこのレベルまではできるようにしておきたい。つまり、全員がやった方がいいと思う教材をまとめました。

わかるをつくる中学理科

詳しすぎず、情報が少なすぎず、そして見やすい参考書です。しかも、1冊で完結です。多くの中学生におすすめしたい参考書です。ほとんどの高校入試レベルまで対応できます。全員に持っていてもらいたいくらいです。単純な暗記事項として終わるのではなく、理論的に説明もしてくれています。説明を見ると、学校で覚えようと言われた内容も理解できます。問題を解いているとき、分からなくなったら見る参考書としても利用できます。

くわしい問題集

昔からある「くわしい」シリーズの問題集です。僕も中学生の時に使っていました。「基礎を固める問題」「定期テスト予想問題」など、問題のレベルごとに分けられています。標準的な問題が多いので、入試レベルの問題を解く前に是非解いておいてもらいたい問題集です。

最高水準問題集

これも昔からあります。これも僕も使っていました。レベルとしては、くわしい問題集よりは難しい問題も多くあります。入試問題もあり、模試レベルです。くわしい問題集を終えた後に、ここまでやると、後は過去問演習で、ほとんど高校入試で通用します。

これらの3点セットは、ほとんどの受験生におすすめです。計画を立て、しっかりと演習してみてください。

難関校を志望している人

私立難関校など一部の難関校を目指している人はここまでチャレンジしてみましょう。内容としては、高校内容まで理解していると安心です。

自由自在 理科

多くの受験生が使用している参考書です。この参考書にほとんどの情報が載っています。逆に言えば、情報が多いので基本的な用語の意味が分かっていない人には使いこなせないかもしれません。ただ、難関校を受験するのであればこのレベルの情報の処理ができるようになっていた方がいいです。

最高水準特進問題集

入試問題がかなり載っています。入試問題の問題を通して、基本事項のアウトプットができるのかチャレンジしてください。また、思考系の問題も数多くあります。実力があるのか試してみるのもいいでしょう。ただし、注意があります。冒頭で述べたように、自分に合っているのか判断してください。6~7割が解ける問題集でないのであれば、一度レベルを下げ、「くわしい問題集」か「最高水準問題集」に戻りましょう。

 正しく勉強することが重要

やり直しができているか

スタディメンターで独学のサポートをしている生徒で、入会時に特に気に掛けていることの1つとして、やり直しの仕方があります。

「ワークや問題集を解いた後、解答解説を読んで、赤ペンで答えを写す。」

これでは全くやり直しができているとは言えませんよね。

間違えてた理由は、知識面での間違いなのか。それとも計算ミスなのか。理論が理解できていなかったからなのか、原因によってやるべきことは変わってきます。

今一度、正しくやり直しができているのかチェックしてみてください。

分からない問題は質問する

繰り返しになりますが、特に理科という科目は、分からない部分がある場合に無視していると、次の単元とつながっている可能性は非常に高いので、次の単元も分からなくなる可能性があるので、必ず質問することが大事です。

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