私は、普段、高校受験を目指す中学生や大学受験を目指す中高生を中心に学習サポートを行っています。予備校で生徒の学習管理をしてきた経験と予備校で授業をしている経験を踏まえて、お子様が「自立学習」をできるようなサポートを行っています。
私の考える自立学習とは、いくつかありますが、特に、「学習量や時間などの学習計画から実行までの自立」や「分からないものがある場合は調べる、一つ一つの原理や公式の理由を考える癖がついているというような学習姿勢の自立」に拘っています。
学習管理をするためには、生徒としっかり対話しつつ、ゆっくりと「できること」を増やしていくことが重要だと思っています。
例えば、スタディサプリやTry IT、東進のような動画配信サービスなどを用いて、勉強をしている生徒がなかなか計画的に受講しないという生徒を指導している中で、保護者の方しては、毎日受講し、全教科の成績をぐんぐん伸ばして欲しいと思っているものと思います。ただ、大人でも自分の決めたことを実行するのは、難しい中で、子どもであれば、なおさら難しいものと思います。だからこそ、一つ一つ「できること」を決め、徐々にできるようにしていくサポートを行うことが重要です。
また、受講についていえば、受講することが勉強であると勘違いしているケースもあります。問題集や参考書を用いて、演習しないといけないということ、問題集を解く学習管理もサポートするべきだと思っています。この時には、「ノート添削」をし、本当に理解しているのか、理解しているつもりになってしまっていないか確認しています。
これらのように、スタディメンターでは、面談・ノートチェック・個別授業などを通して、徐々に「自立学習」をできるようにサポートしています。
時には、保護者の方にお願いしたいことは、時には、我慢も必要だということです。子どもの意見を傾聴し、やりたいことをやらせつつ、子どもの夢の実現に近づけるように、一緒にサポートしたいと思います。
私は、中学受験生や中学入試後に大学受験まで継続して学習している子を普段指導しています。ひとりの生徒を8年、9年という長い期間指導している中で、生徒の成長過程を何人も見ることで、どうすれば、初期の学力によらず、自分の志望大学に合格できるのか分かってきました。
例えば、問題を解いた後のやり直しのやり方です。指導しはじめのうちは、解いた答えの「〇つけ」しかしない生徒が大半です。当然のことですが、間違えた問題があった場合に、なぜ間違えてしまったのかを考えないといけません。それが、計算ミスであれば、どこの途中式で間違えたのかを見つけることが必須です。また、どうすれば、計算ミスをしなかったのか、途中式の書き方は適切だったのかを反省しないといけません。これらのことは必ずやるべきことです。このような勉強の基本から指導し、できるようになるまで、「ノート添
削」をしてあげることが重要で、これが良くなってきた頃には、学力も上がっているということを身をもって感じました。
中学受験においては、これらの勉強法をはじめ、受験を攻略する方法を保護者の方と中心に共有することが多いです。大事なことは中学受験を終えた後だと思います。
中学受験でがんばって進学校に進学したものの、高校時、つまり、大学入試の前では、上位層と下位層に二極化してしまい、間に高校受験から進学した人が位置するという光景を何度も見かけました。
中学入試時に、子どものプリントの整理、学習計画などを全て親が管理し、勉強させてきたことで中学入試を終えた場合、子どもが勉強の仕方をしらずに、その学校に入学しています。言うなれば、学力の偏差値はその学校のレベルでも、勉強法の偏差値はその学校のレベルに届いていない状況です。これでは、どんどん置いてけぼりになってしまいます。
大学入試を終えるまで、管理し続けるならばいいのですが(途中で反抗期が来るのでおそらく無理)、自立ができているようにしたいところです。
これらの自立ができていると入試でも有利なのはもちろんのこと、社会に出てからも差になります。
中学入試を親のサポート無しで超えて欲しいと言っているわけでもありません。どこかのタイミングで、徐々に自立させたらいいのです。早い時期であればあるほど良いのは間違いありません。その分、学習効率は上がるので。
ただ、いきなりこれらの自立ができるようになることはありません。
まずは、真似をすることから、始めていけばいいんです。
その中で少しずつコツをつかみます。
授業の受け方、授業ノートの作り方、復習の仕方、計画の作り方、教科書の読み方など、初めは何も分かりません。
少しずつ手を離していき、最終的には、何も指導することはない状態を目指します。
これらのサポート、指導を通して、スタディメンターは、ご家庭のサポートを行いたいと考えています。
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