【中学受験】小学生に数学を教えると算数の偏差値が下がる!?算数と数学はどう違う?

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おうちで塾の宿題や過去問演習を見てあげたり、塾に行かずに家庭学習のみで中学受験を狙う家庭にありがちなのが、パパが算数を教えるというケース。

ただ、中学受験経験がないパパが算数を教えようとすると、数学の方程式を利用して教えてしまうことが多いです。

ここでは、算数を方程式で解こうとすることのデメリットや、算数と数学の違いなどについて説明していきます。

 受験算数と数学の違いとは

そもそも方程式をなぜ中学生になってから習うか知っていますか?

個人差はありますが、子どもの発達段階の関係で方程式などの抽象的な概念は小学生に教えるには早いとされているからです。

受験算数でも比を用いる抽象的な計算は出てきますが、移項などの方程式で使う式計算ではなく、線分図や面積図などを用いて具体的・視覚的に解くことができるようになっています。

中学受験の算数では、「具体化して考える」ということが重要になってくることを意識しておきましょう。

抽象的に解く方程式は小学生には早すぎる!

 上位校の算数に方程式が通用しない理由

一般的に小学生に方程式を教えるのは早いと言っても、うちの子どもは方程式で解けるようになっているから·····と思うパパもいるかもしれません。

しかし、受験算数では応用問題になればなるほど具体化する能力が求められます。

私が見てきた方程式を使っている生徒が解けない分野(問題のパターン)を挙げてみます。

 比や逆比に関する文章題・図形問題

中学1年生で方程式を学習する際、わからない値(文字で置く値)の数に対して、同じ数だけ式が立たないと答えが求められないことを教わります。

比の文章題において、A:B=2:3という条件から、A×3=B×2という式を立てられる子どもはかなり少ないです。

そのため、条件式が足りずに答えを出せないという状態に陥ってしまいます。

上位校では比を用いる問題がメインなため、解けない問題がほとんどということになってしまうでしょう。

 3つのつるかめ算やいもづる算

これは数学でいうと、不定方程式という高校1年生で習う分野の問題になります。

倍数などの数の性質についてしっかりと理解していないと高校生でもつまづく分野です。

そもそも不定方程式自体、文字に対して式が少ない状態から解を求めていく問題になっているので、方程式・連立方程式の解法を知っているだけでは解けないのです。

このタイプの問題は、中堅レベルから上位校でよく出題されます。

 規則を調べあげて考える問題

方程式で解くことに慣れてしまっている子どもは、具体的な数を調べて規則を見つけるという問題に弱い傾向にあります。

受験算数のポイントになる、具体化するという作業や考え方を身につけておく必要があります。

渋幕中で出題される速さと規則性が複合した問題や、麻布中の図形と規則性の問題などには方程式は全くの役立たずなのです。

この他にも方程式を利用できない問題はたくさんあります。

逆にいうと、方程式を用いて解けるのは基本的な特殊算や角度・相似などの問題だけだということを知っておいてください。

受験算数は方程式で解けない問題だらけ!

 まだ間に合う!算数の解き方に慣れる方法!

今まで方程式を使って教えてしまっていた·····というパパも安心してください。

解き方は違っていても、たくさんの問題を解いてきた子どもは、ある程度問題のパターンを認識できるようになっているはずです。

今からでも御三家レベルの応用問題に向けて訓練を行いましょう。

 具体例を書き出す練習をしよう!

何度も書いた通り、受験算数の重要なポイントは具体化です。

今まで方程式で解いていた問題や、比・規則性などの問題を、具体的に数を当てはめて考えるという作業を子どもに行わせましょう。

初めのうちは解くのに時間がかかるかもしれませんが、応用問題を解けるようになるためには必要な訓練です。

方程式でサラっと解きたくなる気持ちをグッとこらえて、パパも一緒になって具体例を書き出してあげてください。

時間をかけて手を動かすことに慣れる!

 受験算数の参考書を利用しよう!

中学受験の算数は、数学とは全く違う独特の解法を用いる問題が数多く存在します。

もし子どもにどうやって教えればいいかわからなくなったときは、市販されている教材に頼ってみるのも1つの手です。

パパと子どもが一緒になって解説の意味を考えていくと、理解できた時の喜びも共有でき、家族の絆も深まっていくでしょう。

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などの参考書がオススメです。

また、塾に通っている場合は、塾のノートや解説を見ながら同じように解くことが重要です。

様々な解き方を習うと子どもは混乱してしまいます。

「パパも理解したいから、塾でどう教わったか説明して」と声をかけてあげれば、ノート作りのスキルや、塾の授業中の集中力がアップするでしょう。

親子で一緒に考えながら、中学受験を突破しましょう!

パパも一緒に受験算数の勉強をしよう!

 

 

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