こんにちは、スタディメンターの山﨑です。
今回は、医学部予備校で講師をしている僕の経験から、医学部を志望する人のために、予備校選びのアドバイスをします。少しでも、参考になれば幸いです。
結論としては、
医学部を受験するのなら医学部受験対策を専門としている予備校に通いましょう。その方が確実に合格できるからです。
と思っております。
その理由は至って単純です。医学部受験向けの予備校では合格への対策をしっかり行っているからです。実際にどのように学習できるのか、実績はどのようなものなのか調べてみましょう。その上で適切なところに通うことをおすすめします。
1.合格実績のあるところを選ぶ
医学部受験をするためには独学で対策を練るよりも、医学部受験向けの専門的な予備校に通った方が効率的です。いろいろな予備校がありますが、中でも合格実績のあるところを選びましょう。
合格実績は各予備校のホームページで紹介されています。これが宣伝文句にもなるため、どこの予備校でも大々的に公表しているのです。
それから昨年度だけではなく、数年前の合格実績も確認しておきましょう。昨年度だけ実績があってもそれは偶然かもしれないからです。
予備校によっては、数年前の実績をまだアピールしている場所や、累計で載せている場所がありますが、そういう所は危険です。出来たばかりとかであればいいと思いますが。
コンスタントに毎年、合格率がアップしているようなら、来年度はさらに期待が高まります。着実にステップアップしている予備校がおすすめです。
2.志望校の合格率が高いところを選ぶ
医学部受験のための予備校といってもいろいろあります。どこの大学に合格した人が多いのか、この点を調べてみましょう。当然、自身の志望校への合格率が高い予備校を選んだ方が有効的です。まずは志望校を明確にしましょう。
それから、実際に通った人の体験談を参考にするのも大切です。どのくらいの期間通って合格できたのか、これは人によって異なります。高校3年生から通い始めても遅くないというとこもあるので、じっくりと比較してみましょう。
3.評判の良いところを選ぶ
医学部受験のための予備校は最近とても増えてきています。全体的に都会に集中していることから東京で探すといいでしょう。
ただし、東京の予備校といってもそれぞれ人気度は異なります。当然、評判の良いところを選んだ方が無難です。口コミを参考にしてみましょう。なぜ人気があるのか、その理由が自分にとって価値があるのか、しっかり見ていきましょう。もちろん、面談と体験は必須です。自分に適したと思うところを選びましょう。
評判の良いところの特徴
1.合格実績がいい
2.教務・講師のラインナップが充実
3.カリキュラムが各人に合わせて作られている
4.学生アルバイトが医学部生
だいたいこのような感じです。
合格実績については、上で述べた所に注意して予備校選びを行いましょう。
その他について、一つずつ解説します。
教務・講師のラインナップが充実
多くの医学部予備校の場合、講師のラインナップを心配する必要はありません。ベテラン・若手に依らず、レベルが高いと思います。強いて言うならば、医学部に対して、どれだけ研究しているかはチェックしてもいいかもしれません。各科目の知識は合っても、医学部に対する知識が無い可能性もあります。
教務に関しては、各予備、各校舎でかなりレベルが異なる印象です。各科目の知識が全く無い人も教務業務をしているところでは、アドバイスの質に問題が出てきます。各科目の知識がどの程度あればいいかということは明確には言えませんが、医学部指導には最低限の知識は必要だと思います。
カリキュラムが各人に合わせて作られている
予備校にはカリキュラムが存在します。そのカリキュラムは、予備校のコース別に作られているパターンと、個人ごとに作られているパターンがあります。特に集団の予備校では圧倒的に、コース別のカリキュラムを利用している場合が多いです。
一方、個別授業の予備校では、各人にカリキュラムが用意されます。
ただし、個別授業の予備校であれば、必ず各人にカリキュラムが用意されているとは、限りません。個別でも、コースごとにカリキュラムが決まっている場合や、いくつかのパターンのテンプレが決まっており、それをカリキュラムにしている場合もあります。
集団の予備校でも、個別のカリキュラムを作っている所もあります。特に、授業外で取り組む自習内容のカリキュラムを作っているところもあります。
つまり、個別だから各人にカリキュラムがあり、集団にはコース別にカリキュラムがあるというわけではありません。
個別にしろ、集団にしろ、映像授業にしろ、個人の実力をしっかりと見てくれるところで学びましょう。
学生アルバイトが医学部生
医学部受験を行っているとどうしてもモチベーションの管理に苦戦します。そういうときに、実際に医学部に通う学生の話はやる気に繋がります。もちろん、歳の近い先輩の話を聞くことだけでもモチベーションはあがりますが、それが自分の目標とする医学部であればなおさらやる気に繋がります。
また、やる気だけではなく、大学でどのようなことを学ぶのか、面接でどんな話を聞かれたのかなど、体験談も生で聞くことができるため、有力は情報源にもなります。
アルバイト情報も含めて、参考にするといいと思います。
4.医学部に合格するためには予備校選びが大事
医学部に確実に合格するためには実績があり、評判の良い予備校を選ぶことがポイントです。ホームページの情報や口コミ情報などを参考にして選びましょう。また、志望校への合格率が高い予備校を選ぶと合格への道が近くなります。
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中学時はほとんど勉強する事無く、高校に進学したが、勉強法の書いてある本を読みあさり短期間での学力UPに成功。その経験を活かし、学生時代から塾で講師業に携わる。その後、大手予備校の校長も兼任しながら、多くの受験生を合格に導いてきた。現在は、講師業(医学部専門予備校など)に加え、Webサイトでより多くの受験生に学力UPのノウハウを伝えている。