【医学部予備校講師がアドバイス】医学部AO入試のメリットと対策

AO入試のメリットについて解説しています。
目次

自己推薦形式に入試形態であるAO入試は一部の大学の医学部でも実施しています。国公立では北海道大学や東北大学、九州大学、私立では独協医科大学や順天堂大学、金沢医科大学などで行っています。

医学部AO入試は一般入試に比べてメリットがいくつかありますが、しっかり対策を行っていなければ合格できません。ここでは医学部AO入試のメリットと面接や小論文などの対策を説明します。

1.医学部のAO入試とは

AO入試とは、自己推薦形式の入試です。学校の成績や筆記試験の得点だけでなく、出願者の意欲や熱意、考え方などを面接や小論文で評価し選考材料にします。

AO入試を行っている大学では個性や人間性が豊かな学生を求めており医療従事者としての適性を重視しています。医学部のAO入試が他と異なる点は学習成績を重視していることです。

殆どの医学部で、学習成績概評A(評定平均値が4.3~5)を出願資格として設定しています。大学によって選考基準や入試科目が違うのでしっかり調べて対策することが重要です。

2.医学部AO入試のメリット

医学部AO入試のメリットは3つあります。1つは医学部としては試験科目の数が少ないことです。国公立大学医学部のAO入試ではセンター試験と面接、小論文の場合が多く、私立大学でも英語と数学、理科の学科試験に加えて面接、小論文で選考する形式が殆どです。

2つ目は他の大学の一般入試よりも倍率が低くなることです。しかし倍率が低い為に合格率はアップするとは限らないのでしっかりと対策することは必要です。

もう1つは大学の地元受験者や現役生、1浪生に有利であることです。医学部AO入試を実施している大学には出身高校や所在地などを限定した地域枠での募集をしていることがあります。また出願資格を現役生と1浪生までにしていることも多くあります。

これらの制限により条件に該当する受験者に有利になる他、受験者数が減る為、難易度も若干下がる傾向もあります。

3.医学部AO入試の対策

AO入試の面接や小論文では医療現場で働く人間としての適性をみられます。まず面接では多肢にわたって質問され、その中でコミュニケーション能力や考え方、表現力を評価されます。また性格や人間性なども評価されます。

面接への対策としては、まず自分の目標や希望、適性などをしっかりとまとめておくことです。また敬語や言葉遣い、分かりやすい話し方や素早く的確に答える練習をしておくことが大切です。

小論文では多くの場合1つのテーマについて書き、考え方や思考力、文章力などを評価されます。文章力は直ぐに向上するものではないので、様々なテーマの文章を書く練習が必要です。その際、誤字や脱字にも注意しましょう。

もう1つの対策は学科試験です。各大学で科目や出題傾向が異なるので、過去の問題を研究し対策を十分に行いましょう。

医学部AO入試の対策を十分に行い試験に臨もう!医学部AO入試の対策を十分に行い試験に臨もう!

4.医学部AO入試の対策を十分に行い試験に臨もう!

医学部AO入試の特徴とメリットを活かし、その対策を十分に行いましょう。

基礎学力を備えることも大切ですが、自分が医療の現場で活躍したい気持ちをしっかり伝えることができるように準備しましょう。対策を十分に行い試験に臨みましょう。

 

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