(男子校編)算数で考える’勝ちに行く’受験〜必勝併願校パターン〜

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9月・10月くらいから過去問演習をはじめて、段々と意識し始めるのが併願校選びです。

併願校の選び方は子どものレベルや性格・現在の成績などによって、何通りもあります。

お子さんの将来を豊かなものにするために、この記事を参考にして、実りある中学受験を送っていただけると幸いです。

 併願校の決め方は3通り

併願校の決め方は、大きく分けて以下の3通りあります。

・受験日程を重視して決める

・現在の成績や問題傾向から決める

・校風の似ている学校を重視して決める

大手の塾では基本的に、成績・問題傾向などから併願校を提案されることが多くあります。しかし、合格することだけを重視して併願校を決めると、入学した後に後悔してしまう子も少なくありません。上にあげた3パターンのの選び方のポイントと、併願校パターンの代表例を挙げてみました。

 ①受験日程を重視した併願校選び

受験日程を重視した選び方のポイントは、本番慣れが必要な子・連日の受験だと疲れてしまう子など、子どもの性格や体質を重視してあげることです。

御三家を志望する子どもは1月の千葉入試からスタートするケースが多い傾向にありますが、千葉御三家のどこを受験するのか・茨城や埼玉入試を受けるのか・2月校に向けて体力を残しておくのかなどをテーマにいくつか受験パターンを考えてみました。

・模試等で緊張して実力が発揮できないタイプ

開智中(先端)or栄東(東大選抜)→江戸取→市川→東邦大東邦→立教新座→御三家中

第一志望校までに場数を踏んでおくというプランです。問題のレベルもそこそこのもの学校が多いため、解き直しをしっかり行えば基礎力のチェックにもなります。

・渋幕を第二志望にし、連戦を避けるタイプ

開智中(先端)or栄東(東大選抜)→渋幕→御三家→渋幕第2回→渋渋第3回

塾の夏期講習や冬期講習で連日授業があった際に、子どもがかなり疲れてしまうケースでは、受験が連続してしまうと本来の実力が発揮できないことがあります。

これまでの学習の様子を振り返って、宿題が手につかないほどの疲れが見られた場合は受験校を絞ってあげたほうが良いかもしれません。

逆に御三家を含めて2月1日から都内の学校を多く受けさせる場合は、1月の千葉御三家を3つとも受験して連戦に慣れさせておくという手もあります。

受験日程は子どもの体力や性格を考えて決める!

 ②算数の傾向から合格しやすさを重視した併願校選び

中学受験は算数の出来不出来で合否が決まると言っても過言ではありません。

ここでは問題量・レベルなどの、算数の問題傾向を重視した併願校の選び方を紹介します。

 開成中第一志望のパターン

開成中学は全体的に思考力、計算力共に高めの問題が並んでいます。よく出るジャンルとしては、数の性質、平面図形、立体図形、速さ、場合の数が挙げられます。また、全て記述式になっており、論理力、解答の表現力も試されています。

<算数に自信がある場合>

1月中 灘、渋谷教育学園幕張

2月1日 開成

2月2日 栄光学園、聖光学院、渋谷教育学園渋谷

2月3日 筑波大附属駒場

2月4日 渋谷教育学園渋谷(3回)←余力があったら

もし、不安がある場合には、千葉方面なら市川、埼玉方面なら栄東(東大選抜)、神奈川方面なら浅野あたりを入れて見るといいでしょう。

<算数に自信がなく手堅く取りにいく場合>

1月中 

埼玉方面 開智(先端A試験)、栄東(東大選抜)、立教新座

千葉方面 市川、東邦大東邦、芝浦工大柏 

茨城方面 江戸川学園取手

2月1日 開成

2月2日 本郷、暁星、立教池袋など

2月3日 早稲田、浅野、海城など

2月4日以降 状況に応じて

手堅く取っていく場合には、今の自分の偏差値よりも下のレベルを1つ2つ受験して確実に合格を押さえておく必要があります。

 麻布中第一志望のパターン

麻布中学はジャンルのバランスが良い構成になっています。ですので、偏った知識ではなく、満遍なく基本的な問題を押さえておく必要があります。また、全て記述式になっており、常に丁寧な解答力を要求されます。

1月中 

埼玉方面 開智(先端A試験)、栄東(東大選抜)

千葉方面 市川、東邦大東邦、渋谷幕張、芝浦工大柏など

茨城方面 江戸川学園取手

2月1日 麻布

2月2日 本郷、暁星、渋谷教育学園渋谷など

2月3日 早稲田、浅野、海城など

 武蔵中第一志望のパターン

武蔵中学は平面図形、数の性質、割合の文章題(食塩水、売買損益など)がよく出題されます。一方で立体などの出題が少なく、ジャンルに偏りがあるのも特徴です。また、全て記述式になっており、常に丁寧な解答力を要求されます。

1月中

埼玉方面 開智(先端A試験)、栄東(東大選抜)

千葉方面 市川、東邦大東邦、専修大松戸、芝浦工大柏

茨城方面 江戸川学園取手

2月1日 武蔵

2月2日 本郷、明大中野、明大明治、立教池袋など

2月3日 成城、学習院、海城など

どの学校にも総じて言えることは、

①1月中については場慣れも含めて、1校は合格が取れるように配置する。また、先述の通り、子どもの体力に合わせて日程を調整する。

②2月2日以降については、1月の動向も考慮して臨機応変に対処していく

という2点が大切です。

 偏差値・配点などのデータ

以下にここまでの併願校候補として名前を上げた主要な学校の大まかなデータを載せておきます。

 

 

試験時間

(算数)


配点

国/算/理/社


算数の記述


時間に対する

問題量

難易度

(思考系の多さ)


80%偏差値

(SAPIX)

開成

60分

85/85/70/70

A

A

67

麻布

60分

60/60/40/40

A

A

62

武蔵

50分

100/100/60/60

B

B

58

渋幕

50分

100/100/75/75

A

A

64

本郷

50分

100/100/75/75

B

B

49

海城

50分

120/120/80/80

B

B

58

早稲田

50分

60/60/40/40

B

B

58

渋渋

50分

100/100/50/50

B

A

57

暁星

50分

100/100/75/75

B

B

46

市川

50分

100/100/100/100

B

B

55

東邦

45分

100/100/50/50

A

C

54

開智

(先端)

60分

100/120/60/60

C

B

56

特待

栄東

(東大)

50分

150/150/75/75

B

B

61

江戸取中

60分

150/150/100/100

B

C

46

立教池袋

50分

100/100/50/50

B

C

47

明大明治

50分

100/100/75/75

A

B

56

明大中野

50分

100/100/50/50

A

B

47

学習院

50分

100/100/80/80

C

C

45

時間に対して量  3段階 分類(Aが多い、Cが低い)

難易度 3段階 分類(Aが高い、Cが低い)

 ③子どもの性格・校風を重視して選ぶ

せっかく努力して志望校に合格しても、校風が合わなくて結局高校受験で受験し直すという子どもも少なくありません。

第一志望校はオープンスクールや文化祭に行っていても、第二志望以下の学校は見に行ったこともないというご家庭は、今からでも学校のホームページなどで校風・建学の精神や理念をチェックしておくことをオススメします。

校風は勉強面以外の学校生活・部活動などの過ごし方に大きく影響を与えていることがあります。

例えば開成中なら、学校のホームページに「受験生の君へ」というPDFファイルがあります。

是非子どもと一緒に読んでみてください。

 

 

 

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